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日立、ウイルス汚染防止ソリューションの提供サービスを拡充
株式会社日立製作所は、「ウィルス汚染防止ソリューション」に、セキュリティの診断とコンサルティングを行う「セキュリティコンサルティングサービス」と、ネットワークへの不正侵入や不正PC接続を防止する「セキュアネットワーク設計・構築サービス」を4月9日から追加する。
セキュリティコンサルティングサービスでは、経済産業省情報セキュリティ管理基準/コンピュータウイルス対策基準に対応する問診票を新たに開発、これによりウイルス対策レベルの確認や脆弱性の検出などのリスク評価を行う。そして結果に応じ、物理的な設備・環境、ハードウェアやソフトウェアなどの情報システム、運用管理などから総合的な対策方法のコンサルティングを行うもの。価格は105万円からとなる。
セキュアネットワーク設計・構築サービスは、株式会社日立システムアンドサービスのソフトウェア「オープンネット・ガード」を用いてMACアドレスやユーザー情報を自動収集し、LANへの接続PCを制限することで、情報漏えいの防止とウイルス対策を行うもの。またウイルス定義ファイルや脆弱性修正パッチの配信と適用などの機能により、運用管理の負荷も低減する。
またメール/ファイルサーバーへのアクセス権限を一元管理できるRed Hat Enterprise Linux ES 3.0に新たに対応したことから、同社では高度なセキュリティ機能を持つネットワークシステムの構築が可能になるとしている。価格はソフトウェアの1サーバー、250クライアントのライセンスを含む基本セットが84万円から。
このほか同社では「ウィルス汚染防止ソリューション」として、脆弱性やウイルス情報の提供、脆弱性の診断、ウイルス感染時のリモートサポート、ISMSに沿った運用監査の各サービスを従来から提供している。
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/04/0407.html
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/04/0407.html
株式会社日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/
オープンネットガード
http://www.hitachi-system.co.jp/ong/
( 岩崎 宰守 )
2004/04/09 19:43
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