Enterprise Watch
最新ニュース

NAI、自動運用で管理者の負担軽減を図る中小企業向けウイルス対策製品を発表


 日本ネットワークアソシエイツ株式会社(以下、NAI)は4月21日、中小企業向けに設計されたウイルス対策ソリューション「McAfee VirusScan SMB Edition」(以下、SMB Edition)を販売開始すると発表した。

 NAIによれば、McAfee ProtectionPilotという管理ツールを統合していることがSMB Editionの特徴という。常時稼働するこのツールでは、1時間ごとにNAIのWebサイトをチェックし、最新の定義ファイルが提供された場合には、管理下にあるPCに対してそれを適用する仕組みが取られている。これらはすべて自動で行われるため、管理者の負担軽減が可能だ。

 また、クライアント用のProtectionPilotエージェントでは、定期的にサーバーをチェックしてポリシーや設定変更の有無を確認するほか、ローカルシステムのチェックも行って自動的にポリシーを適用するため、ユーザーが勝手に機能をオフにしたり、設定を変更したりすることを防ぐ。

 ProtectionPilot Interactive Security Dashboardでは、更新期限切れのPC検出やウイルス感染のチェックを行え、ウイルス検出情報などクライアントPCの状況を、全体、グループ、個人に関して確認できる。さらに詳細な情報は、ウィザード形式のクリックスルーでチェックすることも可能。

 SMB Editionの対応OSは、管理用サーバーがWindows 2000 Advanced Server/Server/Professional(ともにSP3以降)とWindows Server 2003 Standard Edition、XP Professional、データベースがSQL Server 7/2000(ともにSP以降)とMSDE 2000(SP3以降)。クライアントはWindows XP Professional(SP1以降)/2000(SP3以降)/NT 4.0(SP4以降)/Me/98/95などに対応する。



URL
  日本ネットワークアソシエイツ株式会社
  http://www.nai.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.nai.com/japan/about/prelease/pr_04a.asp?pr=04/04/22-2


( 石井 一志 )
2004/04/22 17:53

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.