株式会社バーテックスリンクは、独webwasher.com AG.開発のWeb/メールフィルタリングソフトウェアの最新版「Webwasher V5」を5月18日より出荷する。同社ではパートナーを通じた販売を行い、2004年度に3億円の売上を見込んでいる。
Webwasher V5はWebやメールなどのコンテンツフィルタリングとアクセス解析が可能なソフトウェア。さまざまなニーズに対応するため、新バージョンより従来の3製品2オプションから、7つの製品モジュールへとライセンス形態を再編成している。
「URL Filter」は、時間や容量、メディアタイプに基づいたURLフィルタリングが可能なソフトウェア。設定をサポートするコーチ機能と備え、単体でも提供されているWebアクセス解析・レポートツール「Content Reporter」が標準で付属する。価格は50ユーザー用で367,500円。
「Content Protection」は、特定文字を含む文書や圧縮ファイルのHTTP、SMTPによる外部転送をブロックするドキュメントインスペクション機能を備えたフィルタリングソフトウェア。バナーやActive Xのフィルタ機能も備える。
このほかSSL通信をフィルタリングする「SSL-Scanner」、アンチウイルスフィルタ「Anti Virus」、インスタントメッセージやP2Pをブロックする「Instant Message Filter」、ファイル形式と7つのポリシーによるスパム対策を行う「Anti Spam」の各モジュールで構成されている。
また新バージョンでは、Cisco Content EngineをICAPクライアントとして新たにサポートしている。なお同社では、5月18日に同製品を含む情報漏えい対策ソリューション4製品を紹介する「内部情報セキュリティ対策セミナー」を開催する予定。
■ URL
株式会社バーテックスリンク
http://www.vertexlink.co.jp/
プレスリリース
http://www.vertexlink.co.jp/press2004042101.html
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