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MS04-011を適用するとWindows 2000が動かなくなるおそれ
「Ipsecw2k.sys」「Imcide.sys」「Dlttape.sys」のドライバで不具合が発生
米Microsoftは4月28日(米国時間)、4月14日に公開された修正プログラム「MS04-011」を適用したコンピュータで不具合が発生するおそれがあることを発表した。対象となるOSは、Windows 2000 Pro/Server/Advanced Server。
今回発表された不具合は、修正プログラム「MS04-011」をインストールしたWindows 2000で、「スタートアップ時に反応しなくなる」「Windowsへのログオンができない」「CPU使用率が100%近くになる」といった問題がおきることがあるというもの。原因は、「MS04-011」にドライバの読み込みに失敗する問題が含まれているためだとしている。なお同社では、「Ipsecw2k.sys」「Imcide.sys」「Dlttape.sys」のいずれかがインストールされている場合に不具合が発生することを確認している。
同社が発表している具体な例として、Nortel NetworksのVPNクライアントを使用し、IPSec Policy Agentサービスを「手動」または「自動」に設定している場合に問題がおきることを確認している。この場合、セーフモードまたはリカバリーコンソールからIPSec Policy Agentサービスを無効にすることで解決するとしている。なお、詳細な設定方法は、同社のサポート技術情報のページで公開されている。
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URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフト サポート技術情報 - 841382(英語)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;841382
Microsoft Windowsのセキュリティ修正プログラム(MS04-011)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-011.asp
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( 福浦 一広 )
2004/04/30 17:43
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