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トレンドマイクロ、シスコの自己防衛ネットワーク対応版“ウイルスバスター”を発表
トレンドマイクロ株式会社は、「Cisco NAC(Network Admission Control)プログラム」に準拠した国内初の製品として、企業ユーザー向けウイルス対策ソフトウェア「ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5」(以下、コーポレートエディション 6.5)を2004年の第3四半期より提供すると発表した。
シスコが推進するNACプログラムは、同プログラムに準拠した製品を利用することで、セキュリティポリシーを満たさないPCをネットワークから排除したり、検疫用の別セグメントへ接続させるなどして、ネットワークのセキュリティレベルを確保する構想。NACが国内で発表されたのは2003年12月で、その時に「トレンドマイクロなどのウイルス対策ベンダーとともにトータルソリューションを提供する」と表明していた。
今回発表されたコーポレートエディション 6.5では、あらかじめPCに同ソフトをインストールしておくことで、シスコのネットワーク機器やアクセス管理サーバーである「Cisco Secure ACS(Access Control Server)ポリシーサーバ」、トレンドマイクロの管理サーバーなどと連携し、一定のポリシーを満たさないユーザーのアクセス規制が可能になる。これにより企業は、ネットワークへ持ち込まれたPCからウイルスがまん延するようなことを防止できるという。
なお両社では、このソリューションを紹介するセミナー「セキュリティフォーラム 2004」を5月25日に東京で、5月27日に大阪で開催するとしている。
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URL
トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
シスコシステムズ株式会社
http://www.cisco.com/jp/
プレスリリース(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2004/news040511.htm
セキュリティーフォーラム 2004
http://www.cisco.com/jp/go/tmcisco/11/
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