ソフォス株式会社は5月19日、メールゲートウェイ用セキュリティ対策ソリューションとして、Microsoft Exchange(以下、Exchange)とWindows SMTPに対応する「Sophos PureMessage for Windows/Exchange(以下、PureMessage)」と、Linux・Solarisに対応する「Sophos MailMonitor for SMTP 2.0(以下、MailMonitor)」を発表した。
PureMessageはWindowsプラットフォームのゲートウェイ向けウイルス対策ソフトウェア。インターネット上から送られてくるメールを監視し、悪質なコードやウイルスの可能性がある添付ファイルなどが含まれるメッセージをメールボックスに届く前に阻止したり、管理者や受信予定者に対してアラートを出すことができる。ウイルスの定義ファイルは自動的に更新されるため、最新の脅威にも対応することが可能。
なお、同社では4月に中小企業向けの「PureMessage Small Business Edition」を発売しているが、今回発表されたPureMessageは「より大規模な企業向け製品」としている。
MailMonitorはLinux版とSolaris版が用意され、PureMessageとほぼ同等の機能を持つ。また、前バージョンで一部日本語化されていなかった機能を含めた完全な日本語ローカライズや、Webブラウザによる管理コンソールのユーザーインターフェイスの改善が行われている。
価格は両製品とも共通の年間ライセンス方式で、クライアントが100~199ユーザーの場合、一人あたり年間2,320円。クライアント数の増加に応じて1ユーザーあたりの単価は下がるとのことで、これには24時間365日のテクニカルサポートも含まれる。販売はPureMessageはすでに開始されており、MailMonitorはLinux版が5月20日から、Solaris版が6月中からを予定しており、それまではベータ版が提供される。
■ URL
ソフォス株式会社
http://www.sophos.co.jp/
■ 関連記事
・ ソフォス、中小企業向けのアンチウイルスソフトウェアを発売(2004/04/20)
・ ソフォス、パートナー支援強化プログラムと「PureMessage」の発売を発表(2003/09/30)
( 朝夷 剛士 )
2004/05/19 19:06
|