NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は5月31日、情報セキュリティ認定資格「GIAC(Global Information Assurance Certification)を日本語化し、今秋より開始すると発表した。
GIACは、米国の情報セキュリティの調査・研究および教育に関する専門組織であるThe SANS Institute(以下、SANS)によって独自に運営されている情報セキュリティの認定資格。セキュリティ技術に関する知識や能力を客観的に証明する必要性から、1989年に創設され、さまざまな現場で通用する高度な技術的能力を証明する試験として位置づけられている。試験は、課題論文と選択式試験で構成され、これらによって合否を判定する方式が採用されている。
受験できるGIAC認定試験は、Security Essentialsコースに対応したGSEC(GIAC Security Essentials Certified)。11月4日から11日まで行われる「SANS Tokyo 2004 Autumn Conference」の受講者から日本語で受験ができるようになる。他のカテゴリーの試験は、順次日本語に対応させる予定。