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富士通、ネットワーク内部からの被害を防ぐセキュリティソリューション


 富士通株式会社は6月3日、クライアント経由のセキュリティ被害を防ぐ「エンドポイントセキュリティソリューション」の販売を開始すると発表した。

 今回発表されたのは、同社が提供している「富士通セキュリティソリューション」に新たに追加されるソリューション。「セキュリティインテグレーションサービス」と「セキュリティマネージメントサービス」の2つのサービスにより構成されている。

 セキュリティインテグレーションサービスは、認証サーバー・対策チェックサーバー・資産管理サーバーの構築と認証スイッチの設定や、クライアントPCへのエージェントのインストールなどセキュリティ環境を構築するサービス。セキュリティマネージメントサービスは、セキュリティインテグレーションサービスで構築した環境の運用管理サービス。クライアントPCへエージェントソフトを組み込むことで、認証されていないPCやセキュリティ対策が行われていないPCをネットワークから隔離できるため、ネットワーク内部からのセキュリティ被害を防ぐ効果があるとしている。

 価格はそれぞれ個別見積もりが必要だが、セキュリティインテグレーションサービスが500万円から、セキュリティマネージメントサービスが月額30万円から。同社では、2006年度末までにエンドポイントセキュリティソリューション全体で130億円の売上を目標としている。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/06/3.html


( 福浦 一広 )
2004/06/04 13:36

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