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F5、SSL-VPNアプライアンスをMac・Linuxに対応させる新版ソフトウェアを発表
Webアプリケーション対策、ウイルス対策などセキュリティ面も強化
F5ネットワークスジャパン株式会社は6月7日、SSL-VPNアプライアンス用ソフトウェア「FirePassリモートアクセスコントローラ 5.0」を発表した。同ソフトウェアは、既存のアプライアンス「FirePass 1000/4000」のアップグレードとして、7月から提供される予定。
今回のバージョンでは、すべてのアプリケーションでSSL-VPNを利用できる「ネットワークアクセス機能(VPNコネクタ)」を、新たにMac OSやLinuxに対応させた。またセキュリティ面では、不正なWebトラフィックを検査することによって、ロスサイトスクリプティング、バッファオーバーフローなどWebサーバーに対する防御の強化、キオスク端末などからのアクセス時のセキュリティ強化などが追加されている。
さらにウイルス対策も強化され、内蔵ウイルススキャナ、もしくはICAPで接続した外部のスキャナにより、ウイルス感染ファイルの検知・阻止を可能にしたほか、Windows PCのセキュリティ基準が定義されたポリシーに満たない、ウイルス対策ソフトのパターンファイルが最新でない、などの場合は検疫ネットワークにしかアクセスできないように制限をかけることができる。
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URL
F5ネットワークスジャパン株式会社
http://www.f5networks.co.jp/
プレスリリース
http://www.f5networks.co.jp/ja/news/press/release040607_00.html
( 石井 一志 )
2004/06/07 15:12
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