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KCCS、Webアプリケーションの脆弱性を検知・防御するサービス


 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は6月22日、Webアプリケーションセキュリティサービスを提供開始する。今回用意されたサービスは、「Web脆弱性診断サービス」「Web脆弱性防御サービス」「アプリケーションセキュリティ教育/コンサルテーション・サービス」などで、価格はWeb脆弱性診断サービスが1サイトあたり45万円から。また同社では、個人情報漏えい対策や、アカウント管理、認証、入退室管理、ログ管理などの関連ソリューションの提案などもあわせて行う。

 Web脆弱性診断サービスは、Webサイト、Webアプリケーションを診断し、脆弱性を報告するサービス。専用の診断ツール「KaVaDo ScanDo」を用いた検査や、KCCSのセキュリティ担当者による手作業の検査、ソースコード診断などを組み合わせてテストを行う。

 Web脆弱性防御サービスでは、Webアプリケーションファイアウォール「KaVaDo InterDo」の導入によって脆弱性の防御を行う一方、アプリケーションを修正するためのコンサルティングや、ユーザーに代わっての再開発作業などを実施する。

 また、アプリケーションセキュリティ教育/コンサルテーション・サービスでは、開発者向けの教育、開発プロジェクトにおけるコンサルティングに加え、継続的に開発プロセスを改善していくための品質システム構築までをサポートする。

 なおKCCSではこれらのサービス開始にあたり、Webアプリケーションの脆弱性を簡易検査するサービスを、先着50社に無償で提供するとのこと。



URL
  京セラコミュニケーションシステム株式会社
  http://www.kccs.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.kccs.co.jp/press/release/040622.html


( 石井 一志 )
2004/06/22 16:34

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