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4セグメントの同時監視が可能なIDSアプライアンス、ISSから発表
インターネットセキュリティシステムズ株式会社は、4つのセグメントの同時監視が可能なGigabit Ethernet対応IDS(不正侵入防御)アプライアンス「Proventia G1200」を7月より発売する。
Proventia G1200は、ゲートウェイやファイアウォールの直下、イントラネットリンク、DMZ、部門間ネットワークなどにネットワーク構成を変更することなく設置可能なインライン型IDS装置。4つのセグメントを同時に監視できることが特徴で、スループットは4ポート合計で1200Mbps。
インライン型とは、通信パケットをアプライアンス内部に通過させる方式で、内部・外部からの攻撃のほか、ウイルス/ワームの活動や、P2Pや通信・インスタントメッセンジャーなど、業務上好ましくないとされる通信をリアルタイムに遮断することができる。
また、約100種類のアプリケーションが利用するプロトコルを分析する機能を持ち、ファイアウォールで通過を許可したトラフィックの中に潜んでいる攻撃や、Blaster・Slammerといったワーム、複合的な攻撃も遮断するなど細かいセキュリティポリシーを適用することが可能。さらに、同社の統合管理ツール「SiteProtector」からの集中管理や、24時間管理サービス「マネージド プロテクション サービス」にも対応する。
製品は、1000BASE-T×4ポートの「G1200C」(819万円)、1000BASE-SX×4ポートの「G1200F」(868万円)、1000BASE-T×2ポート・1000BASE-SX×2ポートの「G1200CF」(845万円)が用意される。
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URL
インターネットセキュリティシステムズ株式会社
http://www.isskk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press04/p_G1200_062304.html
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( 朝夷 剛士 )
2004/06/23 17:51
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