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NTT西など3社、Windowsクライアント向けパッチマネジメントシステム
西日本電信電話株式会社(以下、NTT西)、株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクト(以下、NTTマーケティングアクト)、株式会社エヌ・ティ・ティネオメイト(以下、NTTネオメイト)の3社は、パッチ適用システムを構築する「パッチマネジメントシステム構築サービス」を6月28日より提供する。同サービスには、対象規模に応じてEconomy、Standard、Professionalの3つが用意されており、サービスの中核となるパッチ配信システムには、ともにマイクロソフト製品を利用している。
パッチマネジメントシステム構築サービスは、必要なパッチや修正プログラムをインターネット上から自動的にダウンロードし、各Windowsクライアントへ自動的に配布・適用するシステムを構築するもの。構築のみならず、システムの導入コンサルティングから、設計、ハードウェア保守までを、ワンストップで提供する。各社の役割としては、NTT西が企画・開発と販売を、NTTマーケティングアクトが販売を、NTTネオメイトが設計・構築をそれぞれ担当する。
3つのラインアップのうち、Economyでは事業拠点数1~2カ所、クライアント数50~200の企業を対象とし、マイクロソフトのSUS(Software Update Services)を用いてパッチ配布システムを構築する。価格は、サーバー1台と10クライアントライセンスを導入した場合で100万円から。
中位ラインアップのStandardでは、事業拠点1~5カ所とクライアント数100~300の企業が対象で、SUSに加えてActive Directoryを構成することによって、他拠点構成や部門ごとの管理など、より柔軟な運用・管理を実現できるという。価格は、サーバー1台、10クライアントライセンスを導入した場合で180万円から。
最上位メニューのProfessionalでは、事業所拠点が5カ所を、クライアント数が300を超えるような、中堅・大企業が対象となる。このメニューでは、パッチの配布・適用だけでなく、OSのバージョン管理やアプリケーションのインストール情報なども収集できるSMS(Systems Management Server)を利用し、Active Directoryとの併用によってより厳格な管理を提供する。価格は、サーバー1台、10クライアントライセンスの場合で300万円から。
なおNTT西では、NTTマーケティングアクトグループ、NTTネオメイトグループと連携し、2004年度に5000万円、2006年度には2億円の売上を目標に営業展開するとしている。
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URL
西日本電信電話株式会社
http://www.ntt-west.co.jp/
株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクト
http://www.nttact.com/
株式会社エヌ・ティ・ティネオメイト
http://www.ntt-neo.com/
プレスリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0406/040624a.html
( 石井 一志 )
2004/06/24 15:07
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