コンピュータ・アソシエイツ株式会社(以下、CA)は6月24日、インターネット利用における内外からの脅威に対する統合コンテンツセキュリティ製品「eTrust Secure Content Manager v1.1日本語版」(以下、eTrust SCM)を発表した。出荷開始は8月末を予定している。
eTrust SCMは、主に中堅・中小企業(従業員1,000人以下)を対象に、包括的なセキュリティ対策を行うソフトウェアソリューション。ゲートウェイから各コンテンツのフィルタリングなどを行う「eTrust Secure Content Manager Gateway v1.1日本語版(以下、Secure Content Manager Gateway)」と、クライアントやサーバー、グループウェアなどからウイルス対策を含めた統合的なコンテンツセキュリティ対策を行う「eTrust Secure Content Manager Suite v1.1日本語版(以下、Secure Content Manager Suite)」で構成され、ウイルスや悪意あるプログラム、迷惑メールなどの流入、および機密情報の流出などを多重的に防ぐことが可能。また、各機能の統合により日常の運用管理性を向上させたという。
対応OSはWindows Server 2003/XP Professional SP1/2000 SP4/その他各Windows。価格はSecure Content Manager Gatewayが10万6000円から、Secure Content Manager Suiteが16万6000円から(いずれも20ライセンス)。同社によると、個々の製品を購入するより約2/3から1/2の価格を実現したとのこと。同社ではeTrust SCMで初年度7億円の売上を目指す。
また同社は、アンチウイルスソフトの最新版として、企業内ウイルス対策の一元管理を容易にする「eTrust Antivirus 7.1 日本語版」(8万8000円~/20ライセンス)と、日本語環境に完全対応した侵入検知ソフト「eTrust Intrusion Detection 3.0 SP1 日本語版」(39万円~/125セッション)を合わせて発表した。
■ URL
コンピュータ・アソシエイツ株式会社
http://www.caj.co.jp/
プレスリリース
http://www.caj.co.jp/press/2004/06/scm.htm
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( 朝夷 剛士 )
2004/06/24 19:50
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