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4種類のセキュリティフォルダで管理する情報漏えい対策ソフト


 NECソフト株式会社は、情報漏えい対策ソフトウェア「セキュリティプラットフォームベーシックevolution/Ready」を、6月28日より販売開始する。価格は、1サーバー20クライアントの構成で101万7000円(税別)から。

 セキュリティプラットフォームベーシックevolution/Readyは、ファイルコピー、画面キャプチャなどによって、重要な情報が持ち出されないようにするための、情報漏えい防止ソフトウェア。インストール時に、ファイルを読み込んで表示することのみ可能な「読み込みフォルダ」、読み込みと印刷のみ可能な「読み込み印刷フォルダ」など、セキュリティレベルの異なる4種類のセキュリティフォルダを作成し、ファイルの重要度によって分類することで情報を管理する。

 また、PC上のアプリケーション稼働状況などを常時監視し、履歴を記録するため、不正アクセスや業務外のPC利用などを抑止する効果が期待できるとともに、万一不正アクセスなどが発覚した場合でも、履歴からユーザーの特定を行える。さらに、アプリケーションやPCの利用状況、ファイルアクセス状況などを分析することで、情報資産の有効利用も行えるようになるとのこと。

 対応OSは、サーバー側がWindows 2000 Server(SP3/4)、クライアント側はWindows 2000(SP3/4)とWindows XP Professional。

 なおNECソフトでは、同ソフトウェアを6月30日から7月2日まで幕張メッセで開催される「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」に出展するとしている。



URL
  NECソフト株式会社
  http://www.necsoft.co.jp/


( 石井 一志 )
2004/06/28 16:22

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