アルプス システム インテグレーション株式会社(以下ALSI)は6月29日、情報漏えい対策ソリューション「DocumentSecurity Lite」を7月1日より販売開始すると発表した。ライセンス価格は、管理サーバーが525,000円から、クライアントPCが18,900円から。ALSIでは、初年度に3億円の売り上げを目標としている。
DocumentSecurity Liteは、社外などへファイルを不正に持ち出すことを防止するためのソリューション。ファイルを持ち出すためには承認を受ける必要があるが、申請者は持ち出したいファイルを選択し、右クリックから申請メニューを選択するだけで、申請作業が行える。承認作業も容易にできるほか、複数の承認権限者を設定可能なため、承認者の不在で作業が滞ることもないという。
また、USBメモリなどのリムーバブルメディア、メールの添付ファイル形式など、あらゆる手段でのファイル持ち出しを制限できることに加え、印刷の制限も行える。さらに申請はもちろんその可否や、持ち出しに関する操作状況もログの取得が可能。ファイルはすべての形式に対応するため、特殊なアプリケーションで作成されたファイルでも使用できるとのこと。
なおALSIでは、6月30日から7月2日まで幕張メッセで開催される「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」に、DocumentSecurity Liteを出展し、デモンストレーションを実施するとしている。
■ URL
アルプス システム インテグレーション株式会社
http://www.alsi.co.jp/
プレスリリース
http://www.alsi.co.jp/news/sdl_040629.html
( 石井 一志 )
2004/06/29 11:38
|