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持ち込み/モバイルPCによるウイルス感染や情報漏えいを防止する検疫LANシステム


 株式会社PFUは、PCのネットワーク接続時にセキュリティ状況を監査、隔離の上セキュリティポリシーを適用し、認証ユーザー以外も排除する検疫LANシステム「PFU検疫ネットワークシステム」を7月13日より発売、7月末より出荷する。価格は800万円からで、同社では今後1年間で120システムの販売を見込んでいる。

 PFU検疫ネットワークシステムは、検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」と、米Top Layer Networksのネットワーク認証機器 「Secure Controller」、さらに全国ハードウェアオンサイト保守、検疫辞書配付といった運用サービスからなるソリューション。

 認証ユーザー以外のPCによるネットワーク接続を排除するほか、ネットワーク接続時にPCのセキュリティパッチ、ウイルスパターンの適用状況が、配付される検疫辞書に基づいて設定されたセキュリティポリシーを満たしているかを監査する。これにより外部利用者の持ち込みPCやモバイルPCからのウイルス感染や、機密情報漏えいを防止する。

 導入にあたっては、クライアントにエージェントをインストールする必要はなく、モバイルPC、や自宅PCからのVPN接続、またオープンスペースからの無線LAN利用PCといった管理対象外のPCに対しても検疫が可能となっている。またネットワークの接続先や利用可能なサービスをユーザーごとにコントロールすることもできる。

 クライアントはネットワーク接続後にWebブラウザからID/パスワードによる認証を行い、通過すると自動的にPCの検疫が行われ、その後ネットワークの利用が可能になる。

 対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003。またトレンドマイクロ、シマンテック、マカフィー各社のアンチウイルスソフトウェアに対応する。


セキュリティ更新プログラム適用状況の設定画面 アンチウイルスソフトウェアのポリシー設定画面


URL
  株式会社PFU
  http://www.pfu.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new040713.html
  PFU検疫ネットワークシステム
  http://www.pfu.fujitsu.com/solution/keneki/


( 岩崎 宰守 )
2004/07/13 13:16

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