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「社外秘」のPDFファイル流出を防ぐセキュリティソフト


 クオリティ株式会社は、情報漏えい対策ソフト「DKS社外秘」を7月15日より発売する。参考価格は15万円(50ユーザー)から。

 DKS社外秘は、PDFファイルから情報が漏えいすることを防ぐソフトウェア。ポリシーは社外秘かどうか、という1つしかないため、複雑な設定の必要がなく、情報ポリシーを設定していない企業でも簡単に利用できるという。

 社外秘に設定されたファイルのアクセス権はサーバーで管理され、登録されたユーザーのみ閲覧できる状態になる。この状態では、持ち出されたPDFファイルを許可されないユーザーが参照しようとしても開くことはできない。

 また、社外秘に設定されたファイルは印刷やプリントスクリーンによる画面キャプチャが禁止される。さらに、ユーザーがファイルへアクセスした記録はすべてサーバーに記録され、管理者はいつでもその履歴を確認できる。

 動作環境は、サーバー側がWindows 2000 Server/Advanced Server(ともにSP4)とWindows NT Server 4.0(SP6a)で、クライアント側がWindows XP Pro(SP1)/2000 Pro(SP4)/NT 4.0(SP6a)/98 SE/95 OSR2。

 クオリティでは、年間5万ライセンス、1億5000万円の販売を見込んでいる。



URL
  クオリティ株式会社
  http://www.quality.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20040714.html


( 石井 一志 )
2004/07/15 17:08

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