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Private SOCの構築・運用支援サービス、ラックと住友商事など3社より


 住友商事株式会社、住商エレクトロニクス株式会社(以下、SSE)、株式会社ラックの3社は7月22日、社内セキュリティ監視運用センター(Private SOC)の構築・運用支援サービスを、共同で開始すると発表した。提供開始は7月下旬より。

 このサービスでは、住友商事が顧客企業のニーズにあわせ、最適なセキュリティ機器、サービスを提供する。一方、Private SOCの中核部分に関しては、SSEが提供する米ArcSight製セキュリティマネジメントシステムを活用して、顧客情報をはじめとする社内の機密情報のログを収集・分析するシステムを構築する。従来のソリューションでは、ファイアウォールなどのネットワーク機器から収集されるログを各機器専用の管理端末で管理する必要があり、相当な人手と手間を要していたが、ArcSightの最新システムを利用することでこれらの作業を自動化し、大幅な省力化が可能になったという。

 また、トラブル発生時の対処方法など、運用に関してはラックが助言を行う。これにより、ユーザーは少ない人数で監視やセキュリティパッチ適用などの作業を実施できるとのこと。さらにラックではユーザーのニーズに応じて、ラックの技術者を常駐させ、監視代行やセキュリティ要員の教育・養成を行うサービスも提供する。



URL
  住友商事株式会社
  http://www.sumitomocorp.co.jp/
  住商エレクトロニクス株式会社
  http://www.sse.co.jp/
  株式会社ラック
  http://www.lac.co.jp/


( 石井 一志 )
2004/07/22 20:25

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