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トレンドマイクロ、企業向けクライアントセキュリティ対策ソフトの最新版 |
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ウイルスバスターのWindows XP SP2正式対応も発表
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トレンドマイクロ株式会社は、企業のクライアントPC向けセキュリティ対策ソフトの最新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5（以下、コーポレートエディション 6.5）」と、サーバー向けの「コーポレートエディション 6.5 サーバ版」を8月20日より出荷開始する。
このファイアウォール機能は通信上でのデータの流れを監視し、ネットワークの脆弱性を狙った攻撃を検知した場合、即座に該当する通信の接続を遮断する「ステートフルインスペクション」機能のほか、「従来のIDSでは監視しきれなかった、データ本体に紛れ込むウイルスや不正コードを防ぐ」（マーケティング統括本部 プロダクトマーケティンググループ プロダクトマネージャ 小林伸二氏）同社独自の“ジェネリックストリーム検索”技術を備える。 また、クライアントPCごとにファイアウォール機能のポリシーを一元管理できるほか、サーバー版ライセンスをアクティベーションすることで、サーバーOSマシンの管理も可能。従来、サーバーOSの管理には「Server Protect」という製品が別途必要だったが、アップデートのタスク機能を除くほとんどの機能がウイルスバスター コーポレートエディションのみでできるようになった。さらにクライアント間でウイルスやネットワークウイルス、スパイウェアのパターンファイルなどのアップデートも可能。 このほか、5月に発表された米Ciscoとの提携に基づき、NAC（Cisco Network Admission Control）に対応。セキュリティポリシーに準拠しないコンピュータのネットワークへのアクセスを制限することができる。
1年間のライセンス価格はコーポレートエディション 6.5が36,000円/5ライセンス、サーバ版が69,000円/20ライセンス（いずれも税別）。なお、コーポレートエディション 6.5より製品のサポート期間が次期バージョンの発売後1年間から3年間に延長される。 本製品の今後1年間の販売目標を120億円としている。 ■ ウイルスバスターなどWindows XP SP2に正式対応
新製品のウイルスバスター コーポレートエディション 6.5は出荷開始日より対応、「ウイルスバスター2004 インターネットセキュリティ」および「ウイルスバスター コーポレートエディション 5.58/5.5 SP1/5.06/5.02 SP1」はWindows XP SP2正式リリース日より対応開始、「ウイルスバスター2003 リアルセキュリティ」は正式リリース後1カ月以内に対応開始、Trend Micro Client/Server Securityは対応パッチを8月末までに同社Webサイトに公開する。 いずれも正式対応により、ファイアウォールやウイルス対策の適用時、Windows XP SP2の「セキュリティセンター」にセキュリティ対策が有効である旨が表示される。 ■ ＵＲＬ トレンドマイクロ株式会社 http://www.trendmicro.com/jp/ ニュースリリース（コーポレートエディション 6.5） http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2004/news040726.htm ニュースリリース（Windows XP SP2対応） http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2004/news040726-2.htm ■ 関連記事 ・ トレンドマイクロ、シスコの自己防衛ネットワーク対応版“ウイルスバスター”を発表（2004/05/11） ・ 米Ciscoとトレンドマイクロ、ルーター/スイッチ/IDSのアンチウイルスを共同提供（2004/06/09） ・ トレンドマイクロ、Windows Server 2003に対応したVirusWall新バージョンを発売（2004/06/07）
（ 朝夷 剛士 ）
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