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富士通SSL、サーバーデータ持ち出しを防止するセキュリティソフト


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は、企業向けのセキュリティソフトウェア製品群「PC/Safe」シリーズに、サーバー内の機密データの不正持ち出しを防止する「SafeSecureKeeper」を追加し、7月26日より発売する。価格はサーバーライセンスが500,000円、クライアントライセンスが9,800円。同社では「PC/Safeシリーズ」全体で、今後2年間に20億円の売上げを目標としている。

 SafeSecureKeeperは、ファイルサーバー上のデータを保護するセキュリティソフトで、保護対象ファイルの参照、コピー、移動、保存、印刷といった操作や、外部記憶媒体使用の利用に対して、ユーザーレベルでアクセス権を設定できる。

 保護対象ファイルの操作や印刷のほか、リムーバブルドライブを含むクライアントのドライブ構成変更のログも収集でき、増加したリムーバブルやネットワーク共有ドライブへの書き込みを禁止できる。さらにドライブ増加時に加え、不許可クライアントのネットワーク接続を検知して管理者へ通知する機能も備える。

 またファイルサーバーとパソコンの操作履歴を把握することで、情報漏えい時の追跡調査を容易にするという。

 サーバー側の動作OSは、Windows NT 4.0 Server SP6a/2000 Server SP3以上/Windows Server 2003で、Microsoft SQL Serverも必要となる。またクライアントはWindows 98 SE/NT 4.0 SP6a/2000 SP3以上/XPで動作する。



URL
  株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
  http://www.ssl.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://www.ssl.fujitsu.com/news/2004/press040726.html
  SafeSecureKeeper
  http://www.ssl.fujitsu.com/products/network/security/pcsafe/sdwp/


( 岩崎 宰守 )
2004/07/26 19:18

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