ナビゲーションクロスメソッドの脆弱性は、Internet Explorerがナビゲーションメソッドを処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在するというもの。この脆弱性を悪用することで、攻撃者はリモートでコードが実行される悪質なWebページを作成でき、ユーザーが管理者特権でログオンしている場合には、コンピュータを完全に制御できる可能性がある。なお、この脆弱性はInternet Explorer 5.01では影響は受けないとのこと。
不正なBMPファイルのバッファオーバーランの脆弱性は、BMPイメージファイルの処理にバッファオーバーランの脆弱性が存在することで、リモートでコードが実行される可能性があるというもの。ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者によりこの脆弱性が悪用され、コンピュータの完全な制御を取得される場合がある。なお、この脆弱性はInternet Explorer 6 SP1およびWindows Server 2003のInternet Explorerでは影響は受けないとのこと。