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富士通SSL、ファイル/Webサーバーからの情報漏えいを防止するセキュリティ対策支援サービス
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は、ファイル/Webサーバーからの情報漏えいを防止するセキュリティ対策支援サービス「セキュアサーバ構築サービス」を8月23日より提供する。同社では今後3年間で5億円の売上を見込んでいる。
セキュアサーバ構築サービスは、人事情報や技術情報などの各部門情報を格納したファイルサーバーを対象に、クライアントPCからのファイルサーバーへのアクセスをファイル単位でコントロールする「ファイルサーバ・セキュリティサービス」と、顧客情報データベース、DNSやメールサーバなどのWebサーバーを対象に、プログラムのプロセスなどのシステムリソースのアクセス制御によりOSレベルで攻撃を遮断する「システムリソース・セキュリティサービス」の2つからなるサービス。いずれも同社「PC/Safeシリーズ」のサーバーデータ持ち出し防止機能などを利用している。
ファイルサーバ・セキュリティサービスでは、ファイルサーバー上のファイルやフォルダの参照、コピー、移動、印刷、保存などの操作や、クライアントPCでのリムーバブルメディアの使用に対して、ユーザーごとに権限を設定することで情報の持ち出しを抑止する。またサーバーへの不正接続や、クライアントPCでのドライブ構成変更、操作履歴などをログとして保存できるため、情報漏えい時の追跡調査も行える。価格は1サーバー50万円、1クライアント9800円で、製品と構築サービスあわせて140万円からの提供となる。対応OSはWindows。
システムリソース・セキュリティサービスでは、あらかじめ設定された経路からのアクセスのみを許可し、外部・内部を問わず不正な攻撃をOSレベルで遮断する。またログを改ざんから保護できるため、より信頼性の高い追跡調査が行える。このほか複雑なOSのセキュリティ設定をGUIで簡易化し、複数サーバーを統合管理できる。製品と構築サービスあわせて300万円からの提供で、対応OSはWindows、Linux、Solaris。
同社では本サービスにより、個人情報保護法施行に向け企業のセキュリティ対策を支援するとしており、経済産業省のITスキルスタンダードを取り入れた同社独自のキャリア指標に基づく技術者認定制度のうち、セキュリティ分野におけるエキスパート「ITエンジニア(セキュリティ)」の資格保有者がサービスを提供するという。
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URL
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.ssl.fujitsu.com/news/2004/press040813.html
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