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無線LANに対応した小規模拠点向けセキュリティアプライアンス


Firebox X Edgeシリーズ(有線LANモデル)
 ウォッチガード・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、中小企業向けのセキュリティアプライアンス「Firebox Xシリーズ」に、「Firebox X Edgeシリーズ」を追加し、8月末より順次出荷を開始すると発表した。価格は90,800円から。

 Firebox X Edgeシリーズは、企業の支店や営業所といった小規模拠点向けのセキュリティアプライアンス。設置拠点の規模にあわせて、有線LAN用の「Firebox X5/X15/X50」3製品と、無線LAN用の「Firebox X5w/X15w/X50w」3製品、計6製品がラインアップされた。なお、これらは下位製品も上位製品も同一のハードウェアを使用しており、ライセンスキーを購入するだけで、たとえばFirebox X5からX50へ、というようにアップグレードを行える。

 基本的な機能としては、ステートフルインスペクションファイアウォールとモバイル/サイト間のIPsec VPN機能を備えているほか、オプションでWebコンテンツフィルタリングなども提供される。スループットは、5ユーザーまで利用できるエントリークラスのFirebox X5で、ファイアウォールスループットが80Mbps、VPNスループットが35Mbps。インターフェイスはEthernet×10で、無線LANモデルではIEEE 802.11b/gに対応する。

 また管理面では、Firebox XシリーズとFirebox X Edgeシリーズの間で相互運用が行えるように設計されており、ネットワーク管理者は管理ツールの「WatchGuard System Manager(WSM)」を用いることで、中央のFirebox Xと、営業所や支店に配備されたFirebox X Edgeの双方を管理できるという。



URL
  ウォッチガード・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
  http://www.watchguard.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.watchguard.co.jp/press/WG20040817.html

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( 石井 一志 )
2004/08/18 13:08

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