株式会社バーテックスリンクは、独webwasher.com.AG開発のアンチウイルスゲートウェイソフトの最新版「Webwasher AntiVirus 5.1」を10月上旬より出荷する。価格は50ユーザーで307,650円。
Webwasher AntiVirus 5.1は、必要な機能を選択して導入できる7つのモジュールで構成される総合情報漏えい対策ソリューション「Webwasher」の1製品。ゲートウェイで稼動し、インターネット経由のほか、SSL経由で侵入するウイルスに対して、パターンファイルによるフィルタリングを行う。
新バージョンでは、Webやメール、オブジェクトコードを実際にエミュレートして、例外的な行動を起こすコード、悪意のあるコードを分析するsandboxing技術を採用しており、コードの振る舞いをチェックするプロアクティブな技術により、ゼロデイアタックの防御が可能となっている。
これにより、新種のウイルスに対応するパターンファイルの配布前や、脆弱性修正プログラムの公表前でも、新種のウイルスの侵入や感染を防止できる。これを最新アルゴリズムと組み合わせることで、同社ではこれまでの「ふるまい」をチェックする手法に比べて約10倍程度高速としている。
なお既存ユーザーは、無償でのバージョンアップが可能となっている。
■ URL
株式会社バーテックスリンク
http://www.vertexlink.co.jp/
プレスリリース
http://www.vertexlink.co.jp/press2004082401.html
Webwasher Anti Virus
http://www.webwasher.jp/pro_antivirus.html
( 岩崎 宰守 )
2004/08/24 16:27
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