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米SonicWALL、セキュリティアプライアンス用の新OSを提供開始
米SonicWALLは、セキュリティアプライアンス「TZ170」「PRO2040/3060/4060」用OSの最新版「SonicOS 2.5 Enhanced 日本語版」を8月27日より提供する。
SonicOS 2.5 Enhancedでは、Cisco、Mitel、Pingtel、Grandstream、Polycom、D-Link、Pulver、Apple iChatなどのVoIP機器や、Yahoo!、Microsoft、Ubiquity、OpenPhoneが提供するソフトフォンを新たにサポートした。
またIGMPv1/v2/v3といったステートフルIGMPのサポートにより、マルチキャストトラフィックの追跡と許可/拒否が可能となり、ルールごとに管理できるインバウンドトラフィック管理機能とあわせてマルチメディアアプリケーションへの対応が強化されている。
さらにIPS(侵入防御)の機能も追加したほか、同社の無線アクセスポイント「SonicPoint」との統合にも対応した。またWAN側のIPアドレス/サブネットを、LANを含む特定の内部インターフェイスに割り当て可能なトランスペアレントモードも追加されたことで、既存のネットワークへの機器追加がより容易となっている。
このほかポリシーベースのルーティング機能やログ機能、個別にカスタマイズした複数グループに対するVPN接続の機能も提供されるなど、セキュリティ面での強化も図られている。
SonicOS搭載アプライアンスの既存ユーザーは、保守契約に加入している場合、無償でのOSアップグレードが可能となっている。
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URL
米SonicWALL(日本語)
http://www.sonicwall.co.jp/
Download Center(英語)
https://www.mysonicwall.com/
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( 岩崎 宰守 )
2004/08/27 16:25
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