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クライアントPCの各種アクセスを制御・記録するセキュリティソフト


PCGUARDIAN VER2のポリシー設定画面(イメージ)
 キヤノンシステムソリューションズ株式会社は9月1日、漏えい対策ソフトウェア「PCGUARDIAN VER2」を発表した。販売開始は10月を予定しており、価格は50クライアントで95万円(税別)から。

 PCGUARDIANは、設定されたポリシーに従って、クライアントPCのデバイスへのアクセスを監視するソフトウェア。今回の新バージョンでは、従来より対応していたFDD、CD-R/RW、プリンタと、FTP経由のネットワーク通信に加え、USBデバイスとNETBIOS経由のネットワーク通信に対応したほか、ログの記録以外にアクセス制御を行えるようになった。このアクセス制御では、リソースの種類ごとに制限したり、Read/Write単位でアクセス権限を与えたり、といった細かなレベルで行えるという。

 なお、アクセス制御はクライアントPCにインストールされたエージェントプログラムによって行われ、ログはエージェントによって収集された後、PCGUARDIANサーバーに記録される仕組み。集められたログに関しては、個別の検索のほか、期間を指定して統計をグラフ化することも可能で、CSV出力にも対応するとのこと。

 PCGUARDIAN VER2の対応OSは、サーバー側がSolaris 8/9(SPARC版)とRed Hat Enterprise Linux AS/ES 3、クライアント側がWindows XP Professional/2000 Professional。



URL
  キヤノンシステムソリューションズ株式会社
  http://www.canon-sol.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.canon-sol.co.jp/topics/20040901pg.html


( 石井 一志 )
2004/09/02 18:29

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