エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は、端末管理ソフトウェア「AdminITy」を、9月9日に発売する。同製品のラインアップには、PCなどの資産を管理する「IT資産管理」、セキュリティを管理する「セキュリティ管理」、その双方に対応した「端末統合管理」の各メニューがあり、最低100ライセンスから提供する。それぞれの1ライセンスあたりの価格(1,000ライセンス購入時)は、3,150円、3,675円、4,830円。
AdminITyのIT資産管理では、ハード/ソフトの資産情報を管理でき、ハードに関しては、PC、プリンタ、ルータなどのスペックを、ソフトウェアではバージョン、契約情報、ユーザー情報、といった項目を管理できる。加えて、ハードウェアのリース種別やリース期間、ネットワーク機器のIPアドレスの利用状況などもあわせて管理可能。
一方のセキュリティ管理では、ウイルス定義ファイルの更新やスキャンの状況、OSやWebブラウザなどのセキュリティパッチの更新状況を管理し、PCを利用しているユーザーに警告メールを送ることができる。
またNTTコムウェアでは、同社が検証する「セキュリティ辞書」をAdminITyのユーザーに随時提供する。セキュリティ管理ではこれを取り込み、クライアント側のセキュリティ状況を○×で表示できるため、管理者は最新の情報を把握していなくとも、PCのセキュリティ対策状況を判断できるという。
なお各メニューとも、ソフトウェアを強制配布する機能を持つ(IT資産管理メニューではオプション)ほか、ネットワーク上の機器の移動、増加を自動的に検出する設備増減検出機能を備えている。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
http://www.nttcom.co.jp/
プレスリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr04090701.html
( 石井 一志 )
2004/09/07 16:46
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