株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズは、メールによる機密情報の漏えいや迷惑メール、私用メールによる業務効率の低下を防ぐソフトウェア「HDE Mail Filter 2.0」を10月5日より販売開始する。
HDE Mail Filter 2.0は、外部ネットワークと送受信されるすべての電子メールをアーカイブするとともにフィルタリングを行い、不適切なメールや添付ファイルに対して廃棄など指定の処理を行うソフトウェア。すべての機能を備えた「Professional Edition」と、アーカイブ機能のみの「Archive Edition」が用意される。
フィルタリング機能は中継するメールをあらかじめ設定されたルールに基づき、リアルタイムに検査を行う。ルール設定ではキーワードの出現頻度やヘッダ情報の有無などによりアクションを変更することなどが可能。添付ファイルはオプションで、さまざまな形式の圧縮ファイルやアプリケーションファイルの内容を検査することができる。
また、グループごとに管理者を設定することが可能で、部署ごとにポリシーが異なる場合や大規模組織で複数の管理者が必要な場合などにも利用できる。さらに、複数のゲートウェイサーバーがあるネットワークにも対応する。
対応OSはRed Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0、AS 2.1/3.0、WS 3.0。価格はArchive Edition(25ユーザー版)が220,500円、Professional Edition(25ユーザー版)が315,000円、および各製品価格の15%で年間サポートが提供される(必須)。添付ファイル検査オプションは31,500円。同社では年間500本の販売を目標としている。
■ URL
株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズ
http://www.hde.co.jp/
プレスリリース
http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200409070
製品情報
http://www.hde.co.jp/mf/
( 朝夷 剛士 )
2004/09/07 18:03
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