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NEC、「Felica内の情報を0.2秒で照合できる」入退管理システム
SAFEWARE-iXシリーズの利用イメージ
日本電気株式会社(以下、NEC)と日本電気エンジニアリング株式会社(以下、NECエンジニアリング)は、IP対応の非接触型カードリーダーを用いた入退管理システム「SAFEWARE-iXシリーズ」を9月8日より販売開始すると発表した。価格は、カードリーダー20台、サーバー1台の場合で800万円から。
SAFEWARE-iXシリーズでは、最大10万人の利用者情報を登録可能なカードリーダーを採用しており、ネットワークを通じてダウンロードした情報を、あらかじめ登録しておくことができる。これによって、FelicaをはじめとしたICカードの内部に格納された情報と、同リーダー内にある利用者情報との照合を0.2秒以内で行えるという。またデータをカードリーダー内に格納しておくことにより、センターサーバーやネットワークなどの障害発生時にも、入退管理を継続して行えるなど、信頼性と可用性を向上させたとのこと。
さらに、始業前や終業後など、時間帯によって利用者の条件を変更できる機能や、1日あたり最大30万件の入退履歴を蓄積できることなど、大規模なシステムでの利用にも対応できるように設計されている。加えて、NECのEnterpriseDirectoryServerなどの認証システムやワークフローシステムとの連携も行えるほか、既存の認証システムとの連携により、カードリーダーに登録した利用者情報を遠隔地から一元管理する機能も備えている。
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URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
日本電気エンジニアリング株式会社
http://www.nec-eng.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0409/0802.html
( 石井 一志 )
2004/09/08 16:08
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