株式会社日立製作所は9月13日、ファイアウォール、VPN、セキュリティ機能などを統合したセキュリティソフト「Astaro Security Linux」の販売と関連する各種サービスを9月21日より提供すると発表した。
Astaro Security Linuxは、独ASTARO AGが開発した、ファイアウォール、VPN、プロキシー、ウイルスプロテクション、スパムプロテクションなどのセキュリティ機能をオールインワンで提供する統合セキュリティソフトウェア。Linux OSとセキュリティアプリケーションのすべてを1枚のCD-ROMに収録することで、簡単にインストールが可能という。そのほか、1台のサーバーで管理できるため、セキュリティ機能ごとにサーバーを導入・管理せずに済むのが特長。
価格は、導入時の基本ライセンスであるAstaro Security Linux V4 Basic Licenseが65,520円(10IP)から、2年目以降のバージョンアップライセンスである同Up2Dateが15,960円(10IP)から。ウイルスプロテクション用ライセンスである同Virus Protection Subscriptionが49,560円(10IP)から、冗長構成を利用する場合に必要なライセンス同High Availability Optionが65,520円(10IP)から、クライアント用IPsecソフトライセンスである同Astaro Remote IPSec Optionが15,120円(1IP)から。
また、同社ではAstaro Security Linuxを、構築コンサルテーション、問題解決支援、アフターサポートなどの各種サービスや、同社製サーバーを組み合わせたトータルセキュリティソリューションとして提供する。価格は、構築コンサルティングサービスとオンサイトサポートサービスが個別見積もり、サポートサービスが126,000円から。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/09/0913.html
( 福浦 一広 )
2004/09/13 11:44
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