トレンドマイクロ株式会社は、Linuxサーバー用アンチウイルスソフトウェアの最新版「ServerProtect for Linux 1.3」を9月14日より出荷する。価格は20アカウントで103,600円。同社では今後1年間で2億円の販売を目標とする。
ServerProtect for Linux 1.3は、ファイルの入出力をリアルタイムに検知するほか、手動検索や予約検索も可能なLinuxサーバー向けのアンチウイルスソフト。マルチプロセッサ環境に対応しており、カーネルフッキングモジュールをダウンロードして適宜入れ替えることで、将来的にもさまざまなカーネルに対応していく予定だという。
新バージョンでは、Linuxカーネルのバージョンを問わず、ひとつのWebコンソールから管理が可能となったほか、これまでのRed Hat Linux 7.2/7.3/8.0/9、Red Hat Enterprise Linux AS/ES/WS 2.1に加え、Red Hat Enterprise Linux AS/ES/WS 3.0、MIRACLE LINUX V3.0/2.1を新たにサポートした。