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マイクロソフト、Officeの文書コンバータの脆弱性を修正するプログラム


 マイクロソフト株式会社は9月15日、WordPerfectコンバータの脆弱性によりコードが実行される問題に対応する修正プログラム「MS04-027」を公開した。対象は、Office 2000 SP3/XP SP3/2003、英語版Works Suite 2001/2002/2003/2004。Office 2003 SP1はこの問題の影響は受けない。深刻度は、「重要」となっている。

 これは、Officeなどで提供されているWordPerfect 5.xコンバータに脆弱性が存在し、これによりリモートでコードが実行される可能性があるというもの。この脆弱性により、ユーザーが管理者特権でログオンした場合、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、完全な特権を持つ新しいアカウントの作成など、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があるという。

 修正プログラムは、Windows Updateまたは同社ダウンロードセンターから入手できる。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  WordPerfectコンバータの脆弱性により、コードが実行される(884933)(MS04-027)
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-027.asp


( 福浦 一広 )
2004/09/15 10:59

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