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シマンテック、情報漏えい対策を強化した「Internet Security 2005」など |
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Norton AntiSpam 2005は12月、それ以外の各製品は10月15日に発売となる。またこれらの製品に関しては、1ユーザー/2ユーザーのパッケージのほか、SOHOユーザーを対象としたスモールオフィスパック（5/10ユーザー版）も用意される。 価格は、Internet Security 2005の標準パッケージ（1ユーザー）が10,290円、2ユーザーパッケージが14,490円、スモールオフィスパック（5ユーザー）が48,300円など。 ■ フィッシング対策強化に加え、ユーザーにウイルス流行を警告する機能を搭載
そこでシマンテックでは、HTMLフォームが入っているメールをブロックする機能のほか、フィルタリング機能を強化。メール内に記載された不正なURLを検知する機能、送信者アドレスを詐称するメールをフィルタする機能など、フィッシングメール検出のための仕組みをAntiSpam 2005に搭載した。 また、個人情報の流出対策としてPersonal Firewall 2005のプライバシー制御機能を強化し、氏名やカード番号をはじめとする個人情報をあらかじめ入力しておくことで、Webやメール、インスタントメッセンジャーなどから、それらが外部へ送信されないようにする。 一方、Internet Security 2005では新たにアウトブレーク警告機能を備え、流行している、もしくはその危険性のあるウイルスに対してユーザーに注意を促すとともに、ソフトウェア側で対策済みかどうかを確認できるようにした。対象となるウイルスは、同社の分類による危険度「3（中）」以上のもの。 さらにAntiVirus 2005に追加されたインターネットワーム防止機能では、インバウンドのオンラインポートをブロックするため、SasserやBlasterなど、システムの脆弱性を利用して感染活動を行うワームに対しても防御が可能とのこと。 このほか、トラブルシュートなどの際に、一時的にInternet Security 2005の機能を無効化できる機能を搭載している。 ■ テスト環境を作成できるGoBack 4.0、PowerQuestの技術を導入したGhost 9.0
これらの新機能としては、GoBack 4.0にSafe Tryモードをはじめて採用した。これは一時的な利用環境を作成し、そこにソフトのインストールなどを行うことで、使用中の実環境に対する悪影響を回避しようとするもの。テスト後は、そのまま実環境を更新して使い続けることも、もとの環境に戻すこともできる。 またGhost 9.0には、米PowerQuestを買収して得たV2i Protector技術が導入されており、Windowsの終了やPCの再起動を行わずに、PCが稼動中のままシステムボリュームを含んだすべてのバックアップを作成できる「ホット・イメージング機能」、バックアップが一度作成されてから変更された部分のみをバックアップ/リストアできる「増分バックアップ/復元機能」などが搭載された。 なお、SystemWorks 2005にはGoBack 4.0とAntiVirus 2005が、SystemWorks 2005 Premierにはそれらに加えてGhost 9.0が、それぞれ含まれている。 ■ ＵＲＬ 株式会社シマンテック http://www.symantec.co.jp/
（ 石井 一志 ）
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