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RSA SecurID for Microsoft Windowsを用いた時のWindowsログオン画面
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RSAセキュリティ株式会社は、認証サーバーソフトウェアの新版「RSA Authentication Manager 6.0」を10月28日より販売開始すると発表した。対応OSは、Windows Server 2003/2000 Server、Solaris(SPARC版)/HP-UX/AIXなどのUNIX。
同製品は、ワンタイムパスワード製品である「RSA SecurID」の認証サーバー。従来は「RSA ACE/Server」の名称で販売されていたが、今回より名称をRSA Authentication Managerに変更している。
今回発表されたRSA Authentication Manager 6.0では、新たに「RSA SecurID for Microsoft Windows」が追加された。これはWindowsログオンやロック画面の解除を、RSA SecurIDによって生成されたワンタイムパスワードによって行う機能。
ネットワーク利用時にはドメイン認証、ローカル認証にRSA SecurIDを利用できるほか、オフライン利用時にも強固な認証を実現できるよう、「オフライン認証」機能を搭載している。この機能では、PC内部にあらかじめ暗号化して保管される日数分の有効なパスコードと、RSA SecurIDが生成したパスコードを照合して認証を行うため、PCの置き忘れや盗難の被害にあった際でも、本人以外によるPCアクセスを防止できるという。
また監査機能も備えており、オンライン、オフラインを問わずすべての認証イベントをRSA Authentication Managerが記録可能。これにより、不審な行動の追跡調査や監査要求への対応が容易に行えるとのこと。
■ URL
RSAセキュリティ株式会社
http://www.rsasecurity.com/japan/
プレスリリース
http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200410051.html
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( 石井 一志 )
2004/10/05 11:44
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