ネクサンティス株式会社は10月6日、簡易型SSO(シングルサインオン)ソリューション「AccessMaster SSO Xpress Standard Edition」(以下、AM SSO Xpress SE)を発表した。
AM SSO Xpress SEでは、Active Directoryに保管されているユーザーの定義情報を利用する方式を採用しており、導入時に利用者情報を変更する必要がない。またアプリケーション側へのユーザーID/パスワード受け渡しに関しても、クライアントのSSOエンジンが代行するため、アプリケーションサーバー側の変更は一切行わずに導入できるという。
同製品ではTelnet、Web、Lotus Notes、SAPなどあらゆるアプリケーションをサポートしており、導入以降はActive Directoryの認証のみでアプリケーションへの自動ログインが可能となる。ユーザーは多数のパスワード管理から解放されるため、パスワード忘れや失効への対応の減少が見込まれ、サポートコスト削減が行えるという。
またAM SSO Xpress SEでは段階的にシステムの拡張が行えるアーキテクチャを採用している。このため、複数のLDAPディレクトリ環境を連携させるアイデンティティマネジメントや、複数のアプリケーションに対するアプリケーションプロビジョニング、PKIマネジメントなどの各種機能を順次追加することもできる。
■ URL
ネクサンティス株式会社
http://www.nexantis.co.jp/
プレスリリース
http://www.nexantis.co.jp/News_source/2004_10_06_SSOXpressSE.html
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( 石井 一志 )
2004/10/06 17:26
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