マイクロソフト株式会社は10月13日、SMTPの脆弱性に対応する修正プログラム「MS04-035」を公開した。対象は、Windows XP 64-bit Edition 2003/Server 2003/Server 2003 64-bit Edition、およびExchange Server 2003/2003 SP1。深刻度は、「緊急」となっている。
これは、Windows Server 2003のSMTPコンポーネントがDNS照合を処理する方法に問題があり、リモートでコードが実行される脆弱性が存在するというもの。この脆弱性により、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、完全な特権を持つ新しいアカウントの作成など、影響を受けるコンピュータを完全に制御する可能性がある。