日本エフ・セキュア株式会社は10月19日、クライアントPC向けセキュリティソフト「F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ 日本語版 Ver5.70(以下、F-Secureアンチウイルス)」を発表した。11月15日より受注を開始し、12月1日からの出荷を予定している。
F-Secureアンチウイルスは、モバイルを含めたWindows PCでウイルス対策、パーソナルファイアウォール、侵入検知など機能を統合し、集中管理が可能なセキュリティソフトウェアソリューション。
セキュリティ機能として(1)ウイルス、ワーム、スパイウェア、トロイの木馬などの侵入に対する「リアルタイム自動保護」、(2)不正アクセスを遮断する「パーソナルファイアウォール」、(3)ポートスキャンやネットワークワームなどの疑わしいトラフィックを自動的に検知して遮断する「侵入検知機能」、(4)インターネットに接続するアプリケーションを一元的に制御する「アプリケーション制御」、(5)電子メールのウイルス検査、(6)モバイル環境においてウイルス定義ファイルの更新元の「自動フェイルオーバー」、(7)接続場所によって「セキュリティレベルの自動切換」などが搭載されている。
また管理者向けに、一元的なインストール、設定、監視ができる集中管理ソフト「F-Secureポリシーマネージャ 日本語版 Ver5.70」が無償提供される。
対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。価格は100ユーザーで38万円、500ユーザーで110万円(初年度、税別)。なお「F-Secureアンチウイルス ワークステーション版ライセンス」のユーザーは無償でライセンスを切り替えることができる。
■ URL
日本エフ・セキュア株式会社
http://www.f-secure.co.jp/
ニュースリリース
http://www.f-secure.co.jp/news/200410191/
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( 朝夷 剛士 )
2004/10/19 12:41
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