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データベース専用セキュリティソフトの最新版


 アイピーロックス ジャパン株式会社は、データベース・セキュリティ管理ソフトウェアの最新バージョン「IPLocks v4.2」日本語版を10月31日より出荷開始する。

 「IPLocks」は、データベースの脆弱性評価、アクセスの自動監視、および監査を行い、データの破壊・改ざん・漏えいなどによる被害を極小化するというセキュリティソリューション。

 最新バージョンでは、(1)内部の監視ログ蓄積用データベースとして、PostgreSQLに加え新たにOracleが選択可能、(2)監視対象となる外部データベースにOracle Database 10gを追加、(3)Oracleの監査ログ収集の負荷を削減する手法を採用し、監視対象となるOracleのパフォーマンス劣化を最小限に抑えることが可能、(4)IBM DB2メインフレーム、MS SQL Server v7 UBMのサポート、などの機能強化が行われている。

 また、OracleのPL/SQLやSQL Server、およびSybaseのTransact-SQLなどの手続き記述可能なSQLをサポートし、Javaといずれかで監視ルールを組み込むことが可能となった。さらに、アラート機能にSNMP v1/v2cのサポートが追加され、同時にアラームの個々の情報をオブジェクトとしてハンドリングすることができるようになった。

 製品はPCサーバーに組み込んだアプライアンスとして提供される。価格は個別見積もり。



URL
  アイピーロックス ジャパン株式会社
  http://www.iplocks.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.iplocks.co.jp/pressrelease/release_20041025.html

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( 朝夷 剛士 )
2004/10/25 12:21

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