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NTT-AT、内部情報漏えい対策サービスでネットワーク流出対策を強化


 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は10月25日、同社が提供している「Net Protect 内部情報漏洩対策サービス(以下、Net Protect)」を、11月1日より機能拡充し、新たにメールなどネットワーク経由の情報漏えいも監視対象として提供すると発表した。

 Net Protectは、機密情報の各種メディアへの書き出しや未登録端末接続など、情報漏えいに直結する行動やデバイス環境などの監視・防御を基本機能としていたが、これらに加えてネットワーク経由の情報漏えいも対象とすることで対策の強化を図る。

 具体的には、NTT研究所開発の次世代暗号「Camellia」を用いた重要情報の暗号化やPC利用者の認証、監視ログ情報の編集機能などをサポートした総合的な内部情報漏えい対策システム「Smart Leak Protect(SLP)」を中心にすることで、従来より情報漏えい経路の捕捉範囲や万一の場合の安全性を改善した監視や防御が可能となるという。さらに、漏えいポイントの分析と必要な対策の提案、対策システムの設計構築などの技術支援拡充、全国規模での24時間保守運用サービスの整備、ASPサービスの導入などのサービスが用意される。

 価格は50ホスト監視、1管理モニタ、1ネットワーク監視の標準モデルで150万円から。



URL
  NTTアドバンステクノロジ株式会社
  http://www.ntt-at.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-at.co.jp/news/2004/release35.html

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  ・ NTT-AT、社内からの情報漏えいを防ぐサービスを提供(2003/11/25)


( 朝夷 剛士 )
2004/10/25 18:09

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