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ラック、不正侵入検知アプライアンスの運用監視サービスを提供


 株式会社ラックは、Japan Security Operation Center(以下、JSOC)セキュリティサービスの新メニューとして、不正侵入検知・防御製品を対象にセキュリティ運用監視を行う「JSOC/IPS運用監視サービス」を11月1日より販売パートナーを通じて提供する。価格はオープンで、ラックでは初年度100デバイスへの提供を目標とする。

 JSOC/IPS運用監視サービスは、インターネットセキュリティシステムズ株式会社の「Proventia Gシリーズ」と、マカフィー株式会社の「McAfee IntruShield」を対象としたサービス。ラックでは、2000年よりファイアウォールやIDSを対象としたリアルタイムのログ分析による独自のセキュリティ運用監視サービスを提供しており、そのノウハウを生かしてサービスを提供する。

 提供サービスの内容は、インシデント発生時にJSOCセキュリティアナリストから具体的な対策助言を提供する「リアルタイムコンサルティング」、顧客環境別にネットワークインシデントの情報を専用Webサイトで提供する「分析情報照会」、対象機器を24時間365日監視し、障害発生を検知して緊急通知を行う「稼動監視」、誤報排除のため監視ポリシーをチューニングする「監視ポリシー変更」、ワーム防御の目的で、JSOCオリジナルのカスタム防御シグネチャを随時提供する「防御用シグネチャ提供」、セキュリティインシデント情報や、ログパターン・傾向などを提供する「月次レポート」など。

 企業では本サービスの利用により、ネットワークを介して侵入するウイルス/ワームの感染を防ぎ、もし感染した場合にも、感染箇所を局所化して被害拡大を防止できる。また企業ネットワーク内部での悪質な行為について、リアルタイム通知と専門家からの対策助言を得ることも可能になる。



URL
  株式会社ラック
  http://www.lac.co.jp/
  リモート監視センター
  http://www.lac.co.jp/business/jsoc/
  インターネットセキュリティシステムズ株式会社
  http://www.isskk.co.jp/
  マカフィー株式会社
  http://www.mcafee.com/jp/


( 岩崎 宰守 )
2004/10/26 19:26

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