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沖電気、秘密分散法でデータを分割・暗号化して配送するソリューション


eすぷりっと便の適用イメージ
 沖電気工業株式会社は11月9日、個人情報配送ソリューション「eすぷりっと便」を発表した。

 eすぷりっと便は、個人情報を秘密分散法(電子割符)により分割・暗号化し、異なる経路で相手先企業へ配送できるソリューション。個人情報などをCD-Rやメールでやり取りするのに比べると、分割した上で別々の配送方法で渡すことになるため、安全・確実に情報を配送できるとしている。

 また、配送途中でデータが改ざんされた場合、復号化時に確認することができるため、データの原本性を保証できるのも特長。そのほか、分割データの復号化をドラッグアンドドロップで行えるため、容易に操作できるとしている。

 製品は、データの分割・復元をPC端末上でのみ行える「エントリーモデル」と、基幹システムと連携して自動分割・自動配信などが行える「スタンダードモデル」が用意されている。価格は、エントリーモデルが250万円より(50ユーザーから)、スタンダードモデルが650万円より(100ユーザーから)。

 同社では、2005年度までに3億円の販売を目標としている。

 なお、同ソリューションは、11月11日・12日に東京・虎ノ門の同社ショールームで開催される「OKI情報通信融合ソリューションフェア2004」にて出展される。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/11/z04092.html
  OKI情報通信融合ソリューションフェア2004
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/event/fair2004/


( 福浦 一広 )
2004/11/09 16:53

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