三菱電機株式会社は、不正侵入検知システム(IDS)「MELMET-Sシリーズ」の2製品「S10」「S20」と、不正侵入防止システム(IPS)「S10P」の計3製品を、11月22日に発売する。価格は98万円(税別)から。
MELMET-Sシリーズは、独自開発のボードを用いたIDS/IPSの専用機。PCベースの従来型アプライアンスと比べ、耐環境性や耐久性を向上させつつ、低価格を実現できたという。今回は、100BASE-TX×2を備え、ネットワーク上の2点において侵入を検知できるS10と、同じく1000BASE-T×2を持つS20をラインアップ。さらに、不正パケットの検知に加え廃棄に対応したS10Pも、あわせて用意している。
なお、これらの製品で使用されているセンサーの専用ボードや管理装置のソフトは、ともに同社が独自開発した純国産品のため、GUIやマニュアルはすべて日本語で作成されているほか、ユーザー要求にあわせたきめ細かなカスタマイズも可能としている。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
( 石井 一志 )
2004/11/15 17:13
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