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情報漏えいを防止するデータベース暗号化ミドルウェア


 株式会社ジー・サーチは、データベース暗号化用のミドルウェア「eCipherGate」を11月17日より発売する。価格は2CPUライセンスが250万円。同社では、顧客情報や個人情報を保有する企業・自治体・学校などに向けた販売を行い、2004年度に2億円、2005年度に5億円の売上を目指す。

 eCipherGateは、データベース全体はもちろん、機密性の高い項目を選択して部分的に暗号化できるミドルウェア。これにより検索レスポンスを保ちながら情報漏えいを防止できる。またデータを大量に追加・修正する場合のバッチ処理の際には、格納データの指定項目をAESの数倍の速度で自動的に暗号化できる。

 このほかユーザー/グループに対して、データベースの行・列それぞれの単位でアクセスを制御でき、暗号化/復号化権限についても項目ごとに設定できる。

 データベースはOracle、DB2、PostgreSQL、SQL Server、Accessに対応しており、最小限の変更で既存の業務アプリケーション環境へ導入できるという。



URL
  株式会社ジー・サーチ
  http://www.g-search.or.jp/
  プレスリリース
  http://www.g-search.or.jp/release/2004/20041117.html


( 岩崎 宰守 )
2004/11/17 18:37

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