株式会社ネットマークスと株式会社ラックは11月18日、企業のセキュリティポリシーや運用規定に合致しているかどうかのチェック(コンプライアンス検査)を目的とした「コンプライアンス検査サービス」を提供すると発表した。
コンプライアンス検査サービスは、Windows PCを社内ネットワークに接続する際、Windowsのアップデートやウイルス対策ソフトウェアのバージョンなど、企業のセキュリティポリシーに対する遵守状態の検査を実施し、結果を表示するもの。検査結果に問題があった場合、問題の内容と対策方法を提示する。また、更新対象と必要な検査項目はラックが更新するため、管理者の負荷軽減にもつながるとしている。
提供サービスは、共通ポリシーを利用したASP型サービス「コンプライアンス検査 EXP」、顧客ごとにポリシーを用意するASP型サービス「コンプライアンス検査 STD」、コンプライアンス検査 STDに不正PC検出サービスをあわせた「コンプライアンス検査 PLUS」が用意されている。
検査項目は、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0 SP6a以降/2000 SP3以降/XP/Server 2003、Internet Explorer 5.5 SP2以降のパッチ適用状況。McAfee VirusScan 4.5.1 SP1/Enterprise 7.0/7.1(8.0iは未検証)、TrendMicro ウイルスバスター 2003-2004/ウイルスバスターコーポレートエディション 5.0x/5.5x、Symantec Norton AntiVirus 2002-2004/AntiVirus Corporate Edition 7.6/8.x/9.xのパターンファイル更新状況。
価格は、初期費用10万円、月額10万円より。ネットマークスでは、2004年10月から1年間で100社の導入を見込んでいる。
■ URL
株式会社ネットマークス
http://www.netmarks.co.jp/
株式会社ラック
http://www.lac.co.jp/
ニュースリリース
http://www.netmarks.co.jp/newsrelease/041118.html
( 福浦 一広 )
2004/11/18 11:58
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