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NEC、「UNIVERGE」製品を強化する6つのセキュリティ運用監視サービス


 日本電気株式会社(以下、NEC)は、IT・ネットワーク統合ソリューションの強化施策として、「UNIVERGE」運用支援サービスの新メニュー6つを11月25日より提供する。NECでは今後3年間で300ユーザーへの提供を見込んでいる。

 新たに提供される6つのサービスにより、UNIVERGEソリューションとしてこれまで提供してきたIP電話の運用監視に加え、ネットワーク、サーバー、アプリケーションの監視、セキュリティへとサービスの対象領域を拡充して、ウイルス・ワーム対策、通信の暗号化、不正アクセス防止などのセキュリティ強化と、運用の効率化や工数削減などを実現するという。

 新サービスのメニューは以下の6つ。

 1)ワーム防御システム「WormGuard」の監視や設定変更などを代行する「ワーム防御システム運用監視サービス」(月額20万円から)

 2)SSL-VPNシステム「SAFEBORDER」の利用者追加や設定変更、監視などを代行する「SSL-VPN運用監視サービス」(月額17万円から)

 3)「コンテンツフィルタサーバ」の監視や、閲覧禁止サイト情報のデータベース更新、Webサイト閲覧履歴の分析などを代行する「コンテンツフィルタ運用監視サービス」(月額10万円から)

 4)Webサーバの稼動監視、コンテンツの改ざん検知/復旧、分散バックアップなどの管理業務を支援する「Webサーバ管理サービス」(月額9万円から)

 5)ログインやパスワードの設定、セキュリティパッチ適用状況など約200項目を検査することでセキュリティ上の脆弱性を診断する「ホストセキュリティ診断サービス」(月額4万円から)

 6)WebアプリケーションやWebコンテンツの脆弱性を診断するとともに情報漏えいや不正侵入の可能性を検査・報告する「Webアプリケーション診断サービス」(月額176万円から)の6つ。

 このほかNECでは、ISMSを取得した運用監視センターからセキュリティ機器やWebサーバーなどを24時間365日監視する「ActSecureセキュリティ運用サービス」や、SIPサーバー「UNIVERGE SV7000」を用いたIP電話システムの音声品質や音声トラフィックを監視する「VoIP監視サービス」、ネットワークの障害やパフォーマンスを監視・管理する「ネットワーク監視サービス」、サーバーやアプリケーションの稼動状況を監視する「サーバ監視サービス」などをメニュー化したサービス体系「ActWatchネットワーク運用サービス」も提供している。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/2504.html

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( 岩崎 宰守 )
2004/11/25 12:05

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