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マイクロソフト、Internet Explorerの脆弱性に対応した“緊急”の更新プログラム
マイクロソフト株式会社は12月2日、Internet Explorer用のセキュリティ更新プログラム「MS04-040」を公開した。対象は、Windows NT 4.0 SP6a/NT 4.0 Terminal Edition SP6/2000 SP3以降/XP/XP SP1/XP 64-bit Edition SP1。深刻度は、「緊急」となっている。なお、Windows XP SP2やServer 2003は対象外となっている。
これはInternet Explorerに存在する脆弱性に対応したもの。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、悪質なWebページを作成し、ユーザーがそのようなページを含むWebサイトを訪問した場合、リモートでコードが実行される可能性がある。
ただし、この修正プログラムは、MS04-038で提供された累積的な更新プログラムを含んでいるが、MS04-004またはMS04-038のリリース以降に修正されたプログラムを含まない場合があるという。そのため、マイクロソフトではMS04-004またはMS04-038のリリース以降、修正プログラムを適用したユーザーは、別途用意される更新プログラム「889669」を適用するよう呼びかけている。
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URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム(MS04-040)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-040.asp
更新プログラム「889669」(英語)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;889669
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( 福浦 一広 )
2004/12/02 10:53
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