テクマトリックス株式会社とNTTデータ先端技術株式会社は12月14日、米Aventailが開発したSSL VPNアプライアンス「Aventail EXシリーズ」とPC資産管理・検疫システムの統合ソリューション「NOSiDE Inventory Sub System 2004 リモートアクセス管理機能」を組み合わせた「SSL VPN検疫ソリューション」を発表した。
このソリューションは、SSL VPN環境下において、企業のクライアントポリシーに合致しないPCがリモートからアクセスしてきた場合に一時的に社内へのアクセスを拒否し、ポリシーが適用されてから社内ネットワークへのアクセスを認める機能を実現したもの。クライアントPCに対し、その場でウイルス対策ソフトの最新定義ファイルやWindowsパッチ、ファイアウォールソフトなどを強制適用させることができる。
SSL VPN環境を構築するAventail EXシリーズは、WebブラウザからWebアプリケーションへのアクセス、JAVA Agent、およびWindows AgentからのTCP/IPアプリケーションへのアクセスの3つのアクセス方式をサポート。SAP R/3やOracleなどの基幹業務アプリケーションやftpなど、ほかのSSL VPN製品では未対応のアプリケーションリソースをリモートアクセスユーザーに開放することができるという。
価格は、Aventail EXシリーズの中小規模向け「EX-750(同時25ユーザーライセンス付)」が118万円から、リモートアクセス管理クライアントライセンス(同時100ユーザー版)が150万円から。
■ URL
テクマトリックス株式会社
http://www.techmatrix.co.jp/
NTTデータ先端技術株式会社
http://www.intellilink.co.jp/
プレスリリース(PDFファイル)
http://www.techmatrix.co.jp/aventail/pdf/noside.pdf
Aventail製品情報
http://www.techmatrix.co.jp/aventail/
( 朝夷 剛士 )
2004/12/14 19:24
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