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マイクロソフト、NT 4.0のDHCPの脆弱性に対応する修正プログラム


 マイクロソフト株式会社は12月15日、DHCPの脆弱性に対応する修正プログラム「MS04-042」を公開した。対象は、Windows NT Server 4.0 SP6a/NT Server 4.0 Terminal Server Edition SP6。Windows 2000 Serverなどでは影響を受けない。深刻度は、「重要」となっている。

 今回公開されたのは、ログ機能の脆弱性とDHCPリクエストの脆弱性。ログ機能の脆弱性は、攻撃者により特別な細工がされたDHCPメッセージがDHCPサーバーに送信されることにより、サービス拒否の脆弱性の影響を受ける可能性があるというもの。これにより、攻撃者は、DHCPサーバーの応答を停止させる可能性がある。もう一つのDHCPリクエストの脆弱性は、リモートでコードが実行される脆弱性が存在するため、攻撃者により特別な細工がされたDHCPメッセージがDHCPサーバーに送信される可能性があるというもの。これらの脆弱性が悪用された場合、DHCPサーバーサービスでサービス拒否が起こる可能性が最も高いとしている。

 修正プログラムは、Windows Updateまたは同社ダウンロードセンターから入手できる。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  DHCPの脆弱性により、リモートでコードが実行され、サービス拒否が起こる(MS04-042)
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-042.asp


( 福浦 一広 )
2004/12/15 10:45

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