株式会社ネットフォレストは12月22日、ロシアDoctor Web Ltd.とウイルス対策ソフト「Dr.Web for Unix」の国内における独占販売契約を締結したと発表した。
Dr.Web for Unixは、IA PC上で動作するLinux、FreeBSD、OpenBSD、Solaris(x86版)などに対応したウイルス対策ソフトウェア。旧ソビエト時代から長年に渡るウイルス対策研究に基づいて開発されたという。同製品はすでにロシア国防省をはじめ、中央選挙委員会、中央銀行や大手プロバイダなど、ロシア国内の重要機関で採用実績があるほか、国外でも、ドイツ、ハンガリー、イタリアなどで展開されている。
製品の特徴は、ウイルス検体1つから、予測されうるすべての亜種に対応可能なパターンを生成すること。これによって、少ないパターンで数多くのウイルスに対処できるという。また、ヒューリスティック解析の機能も備えており、パターンファイルが提供されていない未知のウイルスも検知可能とのこと。
なおパターンファイルの更新は日々行われており、日によっては複数回、更新パターンが提供される。このファイルサイズは10kバイト程度とコンパクトなため、ナローバンド環境でも運用を行えるという。
■ URL
株式会社ネットフォレスト
http://www.netforest.ad.jp/
Dr.Web
http://drweb.jp/
( 石井 一志 )
2004/12/22 16:39
|