イーストラテジー株式会社は1月20日、同社が参加する「東日本セキュリティコンソーシアム」が、個人情報保護法の完全施行をにらみ、情報漏えい対策のソリューションパックを提供すると発表した。
東日本セキュリティコンソーシアムは、イーストラテジーやインフォコムなど13社で構成されたコンソーシアム。今回提供されるソリューションは、両社の取り扱い製品を核とした共同企画パッケージで、加盟13社のいずれからも購入可能という。
具体的には、セキュアOS「PitBull Protector Plus」、フォレンジック支援システム「Packet Black Hole」、特定の通信を遮断するアプライアンス「One Point Wall」、ウイルス対策システム「Panda Antivirus GateDefender」の各製品から構成される。
PitBull Protector Plusでは、ファイアウォールやIDSで防ぎきれない攻撃をOSレベルで防御できるようにする。同製品では不正侵入を防止したログだけでなく、通信の記録、正当なアカウント利用者のログも記録できるという。
Packet Black Holeでは、ネットワーク通信のパケット、特にメールとWebの利用状況を記録し、簡単に検索・閲覧できるようにする。またOne Point Wallでは、ファイアウォールでは防止できないP2PアプリケーションやSoftEtherなどの特定の通信をブロック可能とのこと。
■ URL
イーストラテジー株式会社
http://www.e-strategy.co.jp/
東日本セキュリティコンソーシアム
http://www.e-strategy.co.jp/EJSC/
プレスリリース
http://www.e-strategy.co.jp/EJSC/press.html
( 石井 一志 )
2005/01/20 17:50
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